Make組ブログ

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クラウドファンディングは支援(バック)するときが気持ちの最高潮なのかなと思った

www.kickstarter.com

クラウドファンディングは支援(バック)するときが気持ちとして最高潮なんじゃないかなって思ったという話です。

僕はクラウドファンディングが好きでKickstarterで色々眺めたり支援したりしています。 PebbleTime、PebbleTime2、HighPerformanceDjango、Magit、ガジェットっぽいものとかOSS系とかを見ています。

そのうちの一つ、以前DeusExAriaというプロジェクトを支援していました。 これはスマートウォッチに取り付けるデバイスで、腕の筋肉を検知してスマートウォッチの操作ができるというものです。

www.kickstarter.com

これはすごくないですか。

スマートウォッチを愛用している人であれば、ふと時計を見たときに簡単に操作するのであれば片手で済ませれば便利だなと思うと思います。 電車のつり革に掴まっているときなど、片手がふさがっているときは結構多いです。それを解決するDeusExAria、これはすごい、と。 支援したのは2年くらい前で、僕はPebble Timeが大好きだったのでそれと互換があるこの製品も支援しました。

支援したときはプロジェクトの支援を呼びかける動画を見返したり、ワクワクしていました。 Pebble Timeも最高でしたし、このとき気持ちの最高潮を迎えるわけです。

人間面白いもので、他に面白いことがあるとスッカリ忘れるものです。今になって完成した製品が届きました。

ただ残念なことにPebble用のリワードで支援したのに、そのPebble自体が死んでしまったのでAndroidWatch用の製品が届きました。 僕はスマートウォッチへの情熱を失っていたので、全く持って要らないものを手に入れてしまったことになります。 あー、なんとも悲しいスタートアップ支援、というお話でした。

ちなみに今はプロジェクト名が変わって Flicktek となっています。 このプロジェクトが成功したのは純粋に嬉しいのですが、僕の求めてたものとはミスマッチになってしまいました。

こんな感じで、クラウドファンディングというのは支援する瞬間こそが気持ちとしての最高潮で、プロジェクトが成功する瞬間や製品が届くのは2の次なのかなと思います (PebbleTime2はどうしようもなく成功してほしかったですが)。 クラウドファンディングは「何かを作ろう」とかのプロジェクトに、お金を払って応援する仕組みですよね。 そういう意味での支援したときが気持ちとして最高潮というのは間違ってないのかもしれません。

応援したい気持ちがあれば支援することはとても良いと僕も思いますし大好きですが、資産の流動性を失っている点や、失敗したときに返金されるかどうかは気をつけたほうが良いですね。 リワードがあっても自分の期待するものとは限りません。 自分の可処分所得というか、その中でも特に使って良い「寄付枠」みたいなものから使うと良いと思います(それにも増してクラウドファンディングは夢があって素晴らしいですが)。

技術書のクラウドファンディング PEAKS も僕もしょっちゅう見ていますが、支援貧乏にならないようには気をつけたいと思います。 見返りを期待しない程度に留めるのが良いのではないでしょうか。 そのほうが夢があって素敵ですしね。