Make組ブログ

Python、Webアプリや製品・サービス開発についてhirokikyが書きます。

コロナが終わったとき人の趣向ってどうなるんだろう

今日は雑談というか、思ったことを書いてるだけなので、あんまり真剣に受け取らないでくださいね。


新型コロナウィルス感染拡大の状況が落ち着いたあとは、人はどういった趣向を持つんだろう。 デザインとかファッションとかについて、どういうものが好きになるんだろう。

たとえば平和や自由をイメージすれば裸婦像が作られたりするわけで、そういった開放的な趣向が生まれるんじゃないかと思う。まぁ思い返せば「我慢の我慢の」と言われた2年となるだろうから、個人の消費やデザインの方向性が開放に向かうのは自然だと思う。

デザインやファッションについて

Apple製品が切り開いてるあのクールな指向は依然影響力があるだろうけど、今までほど清貧やミニマルが評価されることはないと思う。 家にずっといることで「持たない代わりに街に依存する」っていう都市的なライフスタイルがかなり危ういと皆んな知ってしまったと僕は考えている。極端なミニマリストやそういう価値観は時代とともに減っていくと思う。 もともとミニマルはバウハウスから来てると言えて、ユニバーサルかつ芸術的で、大量生産できる工業製品をどう作ろうかという主眼から来てる(マルセルブロイヤーとか)。

ただ真逆に走ることはないと思っていて、化石燃料の利用をやめようって考えが強くなっていくので単なる耽美主義が再評価とはなりにくい。

勝手な予想だと、北欧的な価値観が近いものになるんじゃないかなと思う。 もともと家にいることが長い北欧は、家具とか自分にとって心地良い服装、居住空間というのを大切にしている。 そういった「自分にとって心地よく、自然にも配慮された、長く使えるもの」が支持されると思う。 ただ北欧好きとは全く違って、その中にビビットな色使いとかを入れるようになるかもしれない。

繋がりやSNSについて

都心、職場でのつながりが中心の時代から、少し郊外に離れて、その中で職種や価値観ごとにコミューンみたいなつながりが生まれるんじゃないかな。 そういう、「もう都心なんていいや」みたいな動きがある気がする。一瞬めっちゃ都心に関心が集まって、そのあと人が外に移っていきそう。 コロナ終わったねって言いながら、満員電車に乗ろうって人は結構少ないんじゃないかなぁ。

もうリモートがいけると分かったので、ハイブリッドが当たり前になるのは間違いないと思う。 少し離れた埼玉南部、船橋、大船あたり。離れても便の良い長野、千葉あたりは行きやすい。そのあたりに人が離れていくのはもう間違いない。地元に帰るという人がいても自然だ。

僕としてはこういう地域込みの繋がりを支援するSNSというか、イベント開催サービスみたいなのが受けると思っている。というかかなり必要だと思う。やっぱり田舎的なベッタリした繋がりは僕も苦手だけど、それでも勉強会的な緩い繋がりは好きなんだよね。 それが都市くらいの規模で生まれて、ゆるくクローズドに繋がれると良いんじゃないかな。仲の良い人たちはより身近なところで、より頻繁に会いやすいようにもしてあげたい。 そういう地域×趣味・指向・思想のSNS。サークルというか、コミューンみたいなのがあって、各々安心できる空間で交流するんだと思う。

単発で想定しているイベントサイトとかは今後厳しくなると思うし、クローズドな繋がりを提供できていないとこも距離を置かれると思う。僕を含めた若い人は町内会とか地元愛を嫌がると思うけど、それらの良さだけをうまく抽出して今風に受け入れ易くしたSNSが台頭してくると思う(同時に回覧板も、もう無くなっても良いようにしたい)。

僕は郊外派(都心まで1時間くらいが好き系)の人間だから、そういう願望もちょっと入ってるけどね。まぁ、環境にとっても居住環境のコスパ的にも正しいとは思う。東京一極集中は、やっぱりちょっと行き過ぎというか、今思えばもう満員電車や首都高はやだもんね。東京が好きな人も、むしろ今後住みやすくなると思う。

そういうときに、何か面白いものを作れたら嬉しいな。

執筆:Kiyohara Hiroki (@hirokiky)この記事はShodoで執筆されました