Make組ブログ

Python、Webアプリや製品・サービス開発についてhirokikyが書きます。

ガリが市営ジムに1年通って体重を7キロほど増やした

やったぜ!って話です。

もともと体重49kgの体脂肪率5%(誤差の範疇なので5%になる)だったのですが、今は56kgくらいに増やせました。

今が人生で一番健康だと思います。

僕は生まれてから30年間ずっと痩せてました。どうしても食えないし、太らないし…、と言うと「ズルい!」みたいな反応をもらいますが当人は真剣に悩んでいました。だってさ、すぐ風邪を引くし寒いし、貧血起こすし虚弱体質だったわけですよ。結構大変なんですよ。機能性ディスペプシアとか逆流性食道炎とかも患ってましたからね。

何度も体重を増やそうとしたもののうまくいかず、やっとうまくいったという話です。良かった。

週2ジム

まぁ何ていうか結局は運動が大事でした。

胃腸科のお医者さんに言われるたびに思いました、「ストレスを減らして運動しろってしか言えないのか!」って。「こちとらストレスと運動不足で稼いどんじゃい!」って、でも発想が逆なんですね、現代人が無駄にストレスを抱えて運動してないのが異常 ということです。運動しなきゃ!じゃなくて、椅子に16時間座ってるのが人類にとっておかしいということです(ハッザ族もよく歩くらしいですし)。

運動というとカロリーを消費するイメージがありますが、まず体力と食欲が必要なので意外にも運動が必要でした。昔、プールに通っていたこともあったのですが、そのときは太りにくかったので筋トレが良いと思います(逆に痩せたいならプールってめっちゃ良いと思う)。

ジム
1年ほど週2でジムに通い、しっかり筋トレをしました。友だちと「ダイエット」Discordチャンネルで励ましあいながら1年ジムに通っていました。まぁ、週2回のうち1回がプールだったり、宅トレだったりのときもあります。あんまり目標を設定しすぎると辛いので、無理しないってやつです。一応、Apple Watchと「俺の筋トレ記録」というアプリで計測しています。

だいたいベンチプレス、チンニングやラットプルダウン、レッグプレスなどの一般的な種目をやっていました。デッドリフトとスクワットは難しいのでやってません。基本はマシントレーニングにするのが、安全で良いと思います。でもベンチプレスは楽しいのでおすすめ。

ジムは市営のジムなので、1回150円のところか200円のところ。なので月に1200円ほどです(市営って良いですね)。ただそれゆえにモチベの管理が大変でした。市営ジムだと「高い金はらった!」って感覚がないので、個人の努力次第という感じ。

たったの週2回だけどがんばって続けたよ…。今は週1.5回くらいの怠けぶりですが、まだ続けています。

食べる

食べました。

始めたのが23年の4月くらいからで、計測は途中からですが線形回帰しています。

体重の推移

途中で落ちているのはインフルエンザになったときです。

結局は食べないと痩せるのはまじです。正直、ジムに通うよりもこっちのほうが大変。ただ食べられない人間が無理に食べると嫌になるものです。

ガリが太るポイントは以下です

  • 食事を抜かない
  • まじでちょっとずつで良いから増やす(おかわりとか、間食とか)
  • カロリー計算をしすぎない
  • 乳酸菌入りのエビオスを飲む

食事を抜かないなどもそうですが、なるべく小さくカロリーを稼ぐのが重要でした。「二郎食うぞ!」となるとそのさき数日体調を崩すので、いたって普通の食事をちょっと気持ち多めに食べました。筋トレしてるのもあり、食えるときは食えるようになってくるって感じです。

とはいえガリにとって 最初の数カ月は筋トレというかリハビリ です。まず健康的な人間になるために2、3ヶ月はかかった感じなので、焦りは禁物ということ。最初はモチベが高いので無駄に色々やったり頑張りすぎるけど、体が追いつかないからやめとけ。

あと意外にも痩せる人間ってカロリーに敏感だったりするんですよね。なので逆にあんまり気にせず、とりあえず食いたければ食うというのが良いと思います。僕もジムの帰りにビッグマックセットにマックフルーリーを足したりできるようになりましたが、とりあえず太るターンのときは食いたいだけ食うのが良いです。

ダーティバルク最高!

結果どうだったか

まじめな話、運動も食事も楽しくなったし、人生がだいぶ好転しました(ギラギラ輝く目)。というか以前は食事が義務的な感じで、楽しめる余裕が少なかったのですが、今は食事にもわりと興味を持てています。

あと外に出ても疲れにくいし、体の芯まで冷える感じがしないなど、今まで自分が「そういうもん」と思っていた不快感が改善しました。まるで老人の悩みが解決したみたいですが…。

とはいえ遺伝子には勝てない感じがあって「食えないものはいまだに食えない」感じがします。友人たちを見ていると今の僕以上に普通の感覚で食っていて、「あぁ、僕は努力してやっと普通の成人男性になれたんだ」と思いました。遺伝子ってすごいですね。

というわけで僕に「痩せてて良いですね」とちょっと皮肉っぽく言っていた人たち、僕はがんばって体重増やしましたし、「1年間、週2回ジムと本気でダイエット」はできたよ!と伝えたいです。体質の改善がどれだけ大変かは僕もよくわかります。一緒にがんばりましょう。

ぜひ 「脚太くなったね!」 とか「背中ぶ厚くなったね。背中の種目何やってる?」とか言ってくれたほうが嬉しいです。

執筆:@hirokiky
Shodoで執筆されました