Make組ブログ

Python、Webアプリや製品・サービス開発についてhirokikyが書きます。

楽するための、日常動作のバッチ処理化

どうも、こんにちは id:hirokiky です。

今日は日常生活する中で僕がやってみていることを話します。

完全に僕理論なので、「最近そんなことやってるんだ」くらいに楽に聞いてください。

習慣になると色々と楽

id:haruo860 さんと話していたときに、「習慣になってしまえば強い」という話題になりました。 何か動作をするときや決めるときに、習慣になっていれば迷いがなくて「楽」になる。 大切なことに集中できるので強いという話でした(だったと思いますが、あってますかね、はるおさん)。

そのとおりだなぁと僕も思っていて、例えば朝起きて出社することは大変です。 これは誰しもたぶんかなり辛いことだと思います。

「今日は遅刻しちゃおうかなぁ」「何着ようかなぁ」「顔は洗わなくていいかなぁ」と毎朝だらだらしてしまう。 でもそこが習慣になっていれば余計な考えなく済ませられます。 余計なエネルギーを使わずに超強大な定期タスク(朝出社するとか)をこなせるということです。

自分の中でココ最近試していた

僕なりにココ最近気をつけて実践していたことの話をします。 これは何かの本に書いてたことではなくて、単にここ数週間自分の中で試していることです。

「何かに影響されたんじゃないの?」ということは無いので安心してほしいのと、 実践するときも人には気づかれないように試せるので、「アレに影響されたんでしょ」と言われる心配もありません

頭の中だけでやります

やりかたは簡単で、日常やる動作を頭の中で「まとめておく」ことです。 対象になるのは以下

  • 毎日やる動作
  • だらだらしてしまう動作

オススメは「朝起きた瞬間〜着替え終わるまで」です。

やることは3つだけです:

  • 頭の中で動作順の流れを決める
  • 全く同じように自動でやる
  • その動作中は他のことをしない

紙に順序を書き出したりはしません。 ポイントなのが 何をやるかでなく、どうやるか いかに 無思考で、自動で、意思決定なしに できるかが重要。

例えばここ数週間で確立した僕の「朝起きた瞬間からの動作」

  • 朝起きる
  • 顔を洗う
  • 歯を磨く
  • トイレに行く
  • 着替える

文字に列挙すると何ともないですが、決めておかないと日常どうしても「もうちょっと寝ようかなぁ」とか思ったりSNSをチラチラ見たりしてしまいます。 この「着替える」まではそういったことをせずに、機械的にやります。

僕の中では 日常動作のバッチ処理 と呼んでいます。

各処理を意思決定なしにできることが大事

単一の処理、例えば「着替える」をとっても、自動でできるようにしておく必要があります(MUST)。

クローゼットの順番を整えておいて、何でもすぐ着れることだったり、服は着合わせしやすい服ばかり用意しておくとかです。 (例えば僕は着ない服をクローゼットから除外しました)。

バッチの設計は最小で

バッチ処理は短く終わるほうが良いですよね。

それと同じように日常動作のバッチ処理も短くしておきます。 例えば朝であればそれ以外の動作、ゴミ出ししたり、水槽の様子を見たりもありますが、 それはこのバッチが終わった後にやります。

ゴミ出しとかは曜日や時間という外部要因が関係して、かつ判断や分岐が必要になるのでバッチ処理からは除外したほうが良いです。 SNSやメールを見るのも、バッチ処理後にやったほうが良いです。

  • 日時、曜日
  • 判断が必要な動作、判断を迫られかねない動作
  • 他人、ペット
  • SNS、メール、Slack

こういった要因はバッチ処理の複雑化につながります。 とりあえず朝目が覚める〜朝出社するまでの最小構成(かつ気が重い場所)を、バッチを走らせるだけで完了するようにしておきます。 また外部要因にすぐ応えられるようにも、バッチは最小構成の設計にしましょう。

やろう!としないで良い

普段、自分がすでにやっている流れで、バッチとして意識するようにするだけで良いです。

色々試す中で、「化粧水をはたく」など「必須ではないがやっておきたい動作」を増やすと途端にやる気がなくなりました (いつもの朝起きられないモードに突入する)。除外をオススメします。

バッチは最小構成で、普段やっていることをまとめるだけで良いです。 その代わり、確実に自動でできるようにします。

バッチ化はどうでも良い意思決定の自動化

僕はもうずっと5年10年くらい朝食にカロリーメイトを食べてるんですが、これは「朝食が決まってないときはカロリーメイトとコーラ」と決めているからです。

とにかくどうでも良いことは事前に決まっていると色々楽だなぁと最近気づいて、ここ1ヶ月くらい自分で実験して日常動作のバッチ化をやってみています。

気持ち的な面が大きいですが、朝起きてからの流れが気楽になります。 ぜひ、ちょっと意識するだけで済むのでバッチ処理化をしてみてください。

まだ僕の勝手な理論でしかないので、実践してみた報告やコメントがアレば直接伝えるか、ブログに書いてみてください。

おまけで、意思決定についての考え

実家を離れたとき、何でも自分で決められることが本当に嬉しかったことを覚えています。 でもそれは逆に、自分で何でも決めないといけないということですよね。 僕の場合はそれは苦ではなかったんですが、ココ最近は色々と大事な意思決定が増えてきて、細かい日常の迷いみたいなのを無くしたいと思っていました。

例えば製品づくりやイベント開催などは意思決定が大事です。 やることとやらないこと、それを決めて線を引くこと、集中することが良い製品を作るのに大切です。 PyQ を作っていると、とくにそれを感じます(まぁ小さいチームだからというのもありますが)。

最近大事なことを考える時間と必要性が指数的に増えてきて、正直いうとココ数年は大変です。 なので日常の細かい迷いくらいは無くして、その瞬間くらいは脳みそを休ませてあげたいんですね。

何かを作るときは「人との調整」でなく「意思決定」することが大事だと思います。 とても大事なので、大変だからといってその機会を捨てる気はないです。 それ以外の余計な迷いはドンドン捨てていきたい、そんな今日この頃の、セキララトークでした。

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