Make組ブログ

Python、Webアプリや製品・サービス開発についてhirokikyが書きます。

起業して5年が経ちました。起業する前に学ぶことは?への回答

2020年8月3日に株式会社ゼンプロダクツを起業してから5年が経ちました。

僕にとって初めての起業であり、AI校正Shodo(https://shodo.ink/)というサービスのみで事業を続けてきました。

長くね?

いえ、本当にありがとうございます。

皆さまのおかげで事業を継続できています。
最近は生成AIによる高度な校正にも対応するなど、良いプロダクト開発ができていると思います。

起業やプロダクト開発のノウハウが貯まりに貯まっており、たくさん伝えたいことがあるのですが、事業をリアルタイムにやっている身としては言いにくい感覚もあります。語ってないで結果で示せよ、的な話はありますし、まだまだ発展途上の段階で偉そうに語るのもどうかと思うからです。とはいえ自分のメモや記憶の整理のためにも考えたことは残していこうかなとこの区切りに考えています。

ではまず「起業する前に何をしたら良いか?」という質問にだけ答えます。ものすごく聞かれるので。

起業する前に何を学ぶべきか?

会計です。

なぜなら会社や資本主義というのが会計をベースに動いているからです。考え方としても優れたものですし、会社を運営していくなかで必要になります。
いわばこの資本主義という壮大なゲームの基本システムみたいなものです。ゲームに勝つ方法は学べませんが、ルールやシステムは知る必要がありますよね。

BS、PL、複式簿記が理解できているくらいで良いので資格とかは必須ではありません。
ただ、その会計的な考え方は会社運営の根幹になりますし、銀行や投資家の方と話すときにも必要となります。

起業の準備として何が必要か?

仮説検証です。

売れるレベルで必要・欲しいものというのは、かなり希少で作るのが難しいです。なので高い確率で売れる、使い続けてもらえるものの仮説検証を済ませておくと随分楽になります。

多くの人は会社にすればすべて解決するように考えてしまいますが、結局のところ良いプロダクトであるかどうかと会社はあまり関係がありません。良いプロダクトにしていくためにはデータ分析などもすごく大事になってきますし、センス的なところも求められます。でもそれと起業するかどうかはあまり関係ないです(もちろん広報時のインパクトや導入時の安心感などはありますが、そもそも要らないものは誰も買わない)。

以上です

今回は以上です。

もっと掘り下げて色々話せそうですし、他にも読むべきだと思っている本や、プロダクト開発の考え方のようなものがあります。
まぁ、これについては少しずつ書いていけると良いかなと思っています。

もちろんプロダクトとしてもどんどん良いものを作っていきたいと思います!

たとえば…

こういうものとか
これからもよろしくお願いします!

shodo.ink

執筆:@hirokiky
Shodoで執筆されました