今回は、初の翻訳に関するエントリです。
翻訳プロジェクト参加の前に、ちょっとだけ翻訳してみました。
行く行くは翻訳プロジェクトに参加したいです。
なぜ翻訳したいか。
文を書くのが好きで、英語が気に入ってるからです。
あとは、何か役に立ちたいという気持ちが大きいです。今まで翻訳文ばかり読んできて、どれほど助けられたのか計り知れません。
しかし英語力は低く、TOEICを受けたことすら無いです(下位試験によると500点相当)。
まぁ何とかなるでしょう。
動機付けはこのスライド
昨日、こちらのスライドを読みまして
Python界隈の翻訳プロジェクト
「Foooo!翻訳するよおおおお」
となり、晴れて「やってみたい」から「やろう!」になったわけです。
そんでもって翻訳プロジェクトに参加しようと思ったのですが、よくよく考えると自分がどれだけ翻訳できるか分かりません。
試しになんか翻訳してみるかーなんてTwitterでつぶやいておりますと
とのことですのでPEP3146のAbstractだけやってみました。
PEP 3146 -- Merging Unladen Swallow into CPython | Python.org
翻訳してみた
ここでは、Unladen SwallowプロジェクトをCPythonソースツリーにマージする事を提案します。Unladen Swallowとはパフォーマンスを重視したCPythonのブランチで、Python2.6.4とCの拡張モジュール上で動作します。
Unladen Swallowは、just-in-time(JIT)コンパイラをCPythonに加え、最適化された機械語にコンパイルできます。これまでの静的コンパイラを超え、Unladen SwallowのJITコンパイラは実行時に集められたデータを活かして checked assumptions about code behaviour を作るので、機械語をより早く作ることが出来ます。
この提案はUnladenSwallowをpy3k-jitツリーから分けられたCPythonの開発ツリーに取り込むためのものです。py3kのメインブランチとのマージを最終的な目的としています。Unladen Swallowは決して完成されたものではないですが、CPythonのload mapに取り込むには充分です。私たちはより多くのCPython開発チームが使える、安定したプラットフォームの作ろうとしてきました。それは年々結果を出すものです。
このPEPは、Unladen Swallowの実装方法と、CPython2.6.4と異なる点を詳しく説明します。パフォーマンスを測定するために使用されているベンチマーク。正確性、互換性を保証するツール。CPythonの現在のプラットフォームへの影響、およびコア開発プロセスに対する影響。そして最後にマージの計画と今後の方向性について記します。
BDFLに続いて:
Welcome to PEP翻訳 — PEP翻訳 v3642 documentation
のAbstract
以上です。これだけで3時間くらいかかっています、なかなか難しかったです。とくにJITコンパイラの動作に触れている部分は難しく、最後まで訳せていません。しかし、翻訳サイトと英辞郎と時間とやる気があれば何とかなるもんです。とりあえず形にはなってると思います。上の翻訳文についてミスやdisがあればコメントしてくれると嬉しいです。
おわりに
他にも何か良い翻訳対象がないか探してみます。すでに日本語訳されているものを、自分なりに訳して比較すると良いかもしれません。しかしまぁPEP3146はもう少し続けてみますかね。自信がついたら何らかのプロジェクトに参加していきたいです。
今はPythonドキュメント翻訳プロジェクトに参加しようかなぁと思ってます。
http://www.python.jp/Zope/pythondoc_jp/
一緒に翻訳しようよ!とか声かけてもらえたら嬉しいです。
追記
こちらに参加させていただきました。
Welcome to PEP翻訳 — PEP翻訳 v3642 documentation