先日、匠メソッドをCacooで書くととても良いという話をしました。 匠メソッドについてや、Cacooで使うメリットは以下を読んでください。
そこで PyQ チームでもCacooを使って匠メソッドをしてみることにしました (もともと、開発当初から2年間ほどAstahを使って匠メソッドを書き続けています)。
チーム全員で使えるので、全員で同期してWebでそのまま閲覧、編集できるメリットはやっぱり大きそうです。 今までAstahを使っていましたが、Cacooを使うとチームで同期してメンテしていける点や、ミーティング中に全員で書き込める点などのメリットがあります。
まだ移行したばかりなので、今後より長い間使っていく中でのメリットやデメリットも伝えられるかなと思います。
Cacoo移行した匠メソッド
以下4つのモデルをCacooに移行しました (モザイク処理をしています)。
ステークホルダーモデル
価値分析モデル
価値デザインモデル
要求分析ツリー
おわりに
匠メソッドはメリットがたくさんある手法ですが、図がカオス化しやすかったり、メンテされなくなる問題はあります。
PyQ チームでは継続的にPyQの開発を続けているので、匠メソッドも常に見直して更新しつづける必要があります。 定期的に各ステークホルダーの課題や要求を見直すことで、小さなチームでもより効果的な仕事ができるように取り組んでいます。 継続開発するときこそ匠メソッドの、「お客様やステークホルダーの課題や価値に立ち返る。自分たちのビジョンと突き合わせる」という利点がより重要になると僕は思っています。
それを忘れてしまうと、なぁなぁにくだらないものを作ったり、人に言われるがままに物を作って、時間や労力を浪費してしまいます。 Cacooなどの、Webで同期できてチームメンバー全員で編集できる環境で匠メソッドを書くことで、よりその良さを活かせるのではないでしょうか。 ぜひ、匠メソッドを使っている皆さんはCacooで試してみてください!