僕は高専卒のわりと非モテ系な人間なので、学生のころは「外見ばかりで判断しやがって中身が大事なんだ」とよく思っていた。
でも、そうやって「外見は汚くても自分の心はキレイだ」という思想は、「たまに優しいと全肯定されるヤンキー」の存在を良しとしてしまうんじゃないかと考えた。
そして、モテ・非モテって二元論はバカでしかないので、及第点を目指せば良いんだと思うようになった。
たまに優しいヤンキーなぜか全肯定される
いつも人を困らせて素行の悪いヤンキーがいるとしよう。でもそのヤンキーがたまに良いことをすると異常に評価されることはないだろうか。平たく言うと映画版ジャイアンだ。正直、僕は好きではない。ガラの悪い人が道端の猫に話しかけているとか、そういうのもズルい。 だって、ズルくないですか?その数%だけで全体が良い人だと評価されるなんて!(むしろ積極的に活用していきたい)
でも例えば、見た目が不潔でヨレた着こなしをして、顔とか眉毛の手入れとかを全くしない人がいたとしよう。 その人がキレイな心だけで100%良い人だと評価されたいと願うのは、たまに良いことするヤンキーの振る舞いを是とするのと同じことだと思う。 まぁ、たまに優しいヤンキーが良いと思うなら良いが、映画版ジャイアンを「ズルい」と思うなら、真の心の良さだけで評価されようとしている僕もズルいということになる。
コスパが良い
僕もあるとき「見た目をある程度整えるのは、信頼が買えてコスパが良いな」と思うようになった。
及第点で良いんだなとやっとわかった。たぶんモテ・非モテ論争は誰かが得するための仕組みなんじゃないかな? 僕はそこから眉毛を整え、顔の髭を剃り、産毛を剃り、風呂に入り、サッパリしたそれなりな身だしなみに切り替えた。その後は、ついでに服を考えるのが面倒なのでほぼ同じ服を着るようにした。
一つ言うと、オシャレしようとすると逆にダサくなる。やめとこう。 ここで「『それなりな身だしなみ』が難しいんじゃないか!」と怒る人は安心していただきたい。ぜひ、MBさんのファッションを参考にしてほしい。 ユニクロから始められる、「詰まったヒット」くらいを打てるようになる方法が学べる。
それで総額でかかるのはいくらだろう。たかだか1万円かくらいだ。ブルーレイを少し我慢すれば済むんだから安いものだ。 「ブサメンだからそもそもダメ」というのは違うと思う。それなりにキレイにして、真摯さが伝われば十分だと思う。モテる必要は全然ないし、普通になろう。あとは好きなもの着ればそれで良い。
まぁいきなり大きく変わる必要はないけど、ちょっとキレイにするくらい安いものなので、ぜひやってみるとどうだろう? (でもぶっちゃけクラッチバッグは僕はダサいと思うぞ、MBさん)。
この本を買ってください。僕も読みました。 ここから買ってくれると僕のRedbull代になります。

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