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チームで校正ルールを共有して執筆しよう - Shodoの校正機能を大幅に改良・改善しました

Shodoに自動校正ルールの共有機能をリリース

Shodoにチームで日本語の自動校正ルールを共有できる機能をリリースしました。

チームで日本語の自動校正ルールを共有しよう

複数人で記事やブログなどを執筆しているとき「記事を書く人によって品質が大きくバラけてしまう」という問題があります。 Shodoでは記事のレビューをする機能はありますが、細かな指摘をすべてレビューの段階になってするのは大変ですよね。

この度Shodoに チームで共有されたルールをもとに自動で文の問題を検知してくれる機能をリリースしましたので、レビューで指摘する負荷が軽減されます。 たとえば「だ・である」、「です・ます」を、見出し・箇条書き・本文ごとに分けて設定できます。繰り返される助詞の検出や、文の最大長も設定できます。

Shodoは助詞の繰り返しなどを検知します

Shodoでは執筆するプロジェクトごとに自動校正のルールを共有できるので、「ブログ記事ではです・ます」、「ホワイトペーパーにはだ・である」のように媒体ごとにルールを変更できます。

自動校正のルールを設定しチームで共有できます

校正ルールはプロジェクトの校正設定画面 から変更できます。チームのマネージャーのみが設定できますので、執筆のチームビルディングにお役立てください。

日本語の自動校正機能を速度改善しました

同時に、Shodoの校正機能の大幅な改善をしました。 画面の読み込み速度、自動校正を実行する際の負荷を低減しました。また、校正エラー時のデザインをより見やすいように変更しました。

Shodoは作業中や仕事中に触れるツールとして開発しておりますので、利用者の皆さまの集中力を削がないようにデザインしています。小さなストレスや待ち時間でも、日々の中では降り積もって大きなストレスになります。 Shodoを起動する際の速度も大幅に改善しましたので、心理的なストレスなくお使いいただけると思います。 目立たない違いではありますが、今後もShodoは利用時の「手触り」にこだわって改善してまいります。

また、以前より利用していた外部のソフトウェア(OSS)では速度上の限界がありましたので、一部をShodoが内製したソフトウェアに変更しました。今後Shodoで得た知見やソースコードを外部に共有・還元できればと思います。

まとめ

ぜひ、 Shodo の日本語の自動校正機能と、チームでの校正ルール共有機能をご利用ください。 Shodoは現在クローズドベータとして無料でご利用いただけます

ベータテスターになってくださる方は以下のページよりご応募ください。

shodo.ink

この記事はShodo (https://shodo.ink) で執筆されました。