Make組ブログ

Python、Webアプリや製品・サービス開発についてhirokikyが書きます。

ロケットと、信じる話

(今日は雑記として、結論もない話を書きました)

H3ロケットの打ち上げが失敗してしまい、僕としては結構ショックでした。
いやー、残念。やる意義も大きくて、期待していました。

1号であり試験機なので今後、改善すれば良いと思います。もちろん失敗についてや大事な衛星の打ち上げに使われたことなど、再考すべき点はあると思っています。

でもそれを含めて、応援したい気持ちです。

そこでふと、もう少し日本に期待をして良いんじゃないかなと自分に対して思いました。やっぱりどこかで「日本はダメだ」、「アメリカが正義」と言いたい気持ちも見え隠れしてしまいます(自分の中に)。とくに、こういう機会はそうです。

それって結構、寂しいなと思います。

ちょっとここから、ロケットの話から飛躍した話になってしまいますが…。

「日本オワコン」論って、論理的に正しいかもしれませんが、自己成就予言に陥ってしまう気がしています。それってもったいなくて、「なんとか解決してしまう愚かさ」を失ってしまいます。

たしかに日本には少子化GDPの低下などの悪材料が多いですし、債権にしろ株式にしろアメリカを買うほうが結果は良いでしょう。でもそれも、僕たちがオワコンと思うことでオワコンの道を加速しているようにも思えます。結局は皆んなが変えれば、変わりそうな気もする。信じることをやめたら終わりなんですよね。でもまぁ大阪の都構想が頓挫したり、やっぱり変化したくない国なのかな、と思ってしまうこともあります。

でももう少し、日本というか、「自分たち」に期待しても良いんじゃないかなと思います。今の若い人たち、働いている世代の人たちですね。たぶんデータで見ればオワコンと言うほうが正しいんですが、これは正しさではなく、根拠のない自信みたいなものです。皆んながそう期待して何かを起こせば、案外、あっさりオワコンじゃなくなる可能性もあります。

不用意に悲観しないというか、目の前の信じれるところで頑張るということです。

ウォーレン・バフェットビル・ゲイツが成功したのは昔、アメリカに期待したからだとも言えます。悲観論であればウォーレン・バフェットのようになれないのは事実です(アメックスが傾いたときに株を買ったりしてますから)。

だから僕はもう少し日本の製品を買おうかなと今ちょっとだけ思いました。そして、個人の購買動機だけ少し変えてもあまり意味はないので、こんな記事を書いてみようかなと思いました。まぁ、買うときはもちろん製品として良ければですし、Sony信者になろうというわけでもないです。Apple製品は良いですからね。

ただもう少し僕自身や近い人たちを信じたり、そこにお金を使ったり、建設的に前へ進むアクションをしようと思いました。そして、H3ロケットのこれからを応援しようと思いました。

僕の税金でロケットを飛ばしてくれ。信じてるから。

そんな話でした。

執筆:清原 弘貴 (@hirokiky)
Shodoで執筆されました