4月から社会人になります。新卒準備カレンダー 2011春 : ATNDという企画が好きで読んでいたので、それをパクって書いてみようと思います。といっても私は経験のある社会人ではないので「先輩からのメッセージ」を書くわけじゃなく、ちょっとした意気込みを書こうと思います。
おまえ誰やねん
趣味プログラマです。プログラミング知り初めたのは3年くらい前でしょうか、本格的に書いてるのは1年くらい前からです。今は主にSinboonというサービスを作っています。その他はbitbucketなどで公開していますので、見てください。
高専生活5年を経て春から社会人になります。「じゃぁ仕事はプログラマ?」とよく言われますが、違います。カスタマーエンジニアという仕事をします。
カスタマーエンジニアの仕事は主として「障害対応」です。他企業(お客さま)に提供している業務システムに障害が発生したら、駆けつけて修理するようです。かーちゃんには「パソコンのお医者さん」と説明してます。
なんでその仕事選んだの?ってのはまた別で話します。
ともかくそんなかんじの、メーカ系のでっかい会社に入りました。
半年は東京にいるのでその辺の人はどうぞよろしく。もんじゃ焼きって食べたことないので連れて行ってください。酒好きです。
さてさて東京暮らしが始まるわけですが、どんな生活をしましょうか。何を重心において生きていきましょう。それを書きます。
作りたいものを作る生活をしよう
作りたいものを作る生活がしたいです。プログラミングです。
たぶんSinboonが中心だと思います。
Sinboonは高専5年の卒業研究で作っていたものですが、卒研が終わった今も飽きずに作っているのです。
こいつはフィードリーダ(RSSリーダ)の未読記事を撲滅するためのものです。アレが1000件超えるのが快感という人はいないでしょ。
Sinboonを1文で紹介すると「利用者の興味を把握して記事をオススメしてくれるWebフィードリーダ」です。普通のフィードリーダを使っても未読記事ばかりになってウザいから、オススメな記事だけ厳選させましょうというもの。まだ性能が低いのでお試しくらいにしか使えませんが、これからも成長する見込みはあるので期待しててください。
といってもSinboonに飽きてもプログラミングはするでしょう。他にもネタは10個近くあります。これもまた別の機会に書きましょう。
OSSなどでも面白そうなのはいくらでもあります。例えばSinboonで使っているOSSのdjango-feedreader、これには今もちょこちょこ参加してます。
Sinboonの一部をdjango-classifierとして公開したりもしてます。
他には大規模なものだと、Djangoもそうですし、Zopeとかpyramidとかもあります。WekaやJubatusもあります。面白そうなものはいくらでもあります。魅力的な問題はまだまだあるでしょう。
東京ってことで勉強会もよくやってますし、そこで作りたいものが見つかることもあると思う。
そんな魅力的な問題を解決する何かを、作りたいだけ作る生活がしたい。
唯一不安なこと
1つ不安なのが、金を稼ぐための仕事に疲れてしまって上記のそれができなくなってしまうことです。「あー昔は俺もそんなこと言ってたね。今はそれどころじゃないんよな」とか言っちゃうことです。
そうならないようには何ができるでしょうか。肝心なのは仕事だけに疲れすぎないことですね。前にも似たようなこと書いてて、アルバイトを続けることの効用 - Make組ブログ(移行して http://blog.hirokiky.org/ にあるよ)なんかと被ってるかもです。あとはtokibitoさんの記事などを参考にうまいことやっていこうと思います。辛いとき苦しいときにどうしているか - 偏った言語信者の垂れ流し
ともかく「社会人つれーわー」と腐りたくない。
なんでそんなに作りたがるのか
ここでそもそもの話で「なんでそんなに何かを作ることにこだわるのか」という疑問がでます。私なりに意味があります。
でもここで詳しくは書きません。私の言いたいことはHow To Become A Hacker: Japaneseに大体書いてるからです。
あとはスレイヤーズNEXTのOP曲「Give a reason」を聴けば答えがでます。
私の口から語るのは酒の席ででもしましょうか。
※Sinboonのソースコードを公開するかどうかという話もまた今度
まとめ
今みたいに作りたいものを作っていたい。仕事はそつなく捌けるように、疲れすぎないように。
オススメの本
んー有名どころの、情熱プログラマー、ハッカーと画家、きのこ本、達人プログラマー、フリーソフトウェアと自由な社会、伽藍とバザールなどは間違いなくオススメです。他にも、つまみ食い勉強法などもオススメしたい。
でもやっぱりHow To Become A Hacker: Japaneseをオススメします。
おわりに
気ままに書いたら「お仕事頑張ります」な感じが全くなくて、そういうの期待してた人には残念な内容やったかもしれません。
ともかく「こんな人もいる」ということは伝えれたと思うので満足