ORMってファイルが入ると途端にめんどくさくなるよね。
まして単体テストで都度物理的なファイルを扱ったりするのはもうめんどくさすぎます。 でも factory-boy を使えばDjangoのFileFieldやImageFieldも楽に使えます。
バージョン
factory-boy==2.11.1
でやってます。
使い方
こんな感じで ImageField
を持ったモデルで説明します。
from django.db import models class Book(models.Model): cover_image = models.ImageField("カバー画像", ...)
factory-boyをこんな感じで書きます。
factory.django.ImageField
を設定しておきます。
import factory class BookFactory(factory.django.DjangoModelFactory): cover_image = factory.django.ImageField() class Meta: model = models.Book
そうすれば cover_image__
のように __
に続いて指定できます。
この例だと自動で作る画像の色とファイルの名前、サイズ、画像の拡張子を指定しています。
book = BookFactory( cover_image__color='green', cover_image__format='PNG', cover_image__height=10, cover_image__width=10, cover_image__filename='test.png', )
いちいち物理的なファイルやら django.core.files.base.ContentFile
やらも使わずに書けて便利。
この factory.django.ImageField
の __init__
に渡せる引数を、 __
経由で渡せるようです。
Using factory_boy with ORMs — Factory Boy latest documentation
factory.django.FileField
の場合は __data
でバイナリーを指定できます。
すごく便利。
factory-boyについてはPythonプロフェッショナルプログラミングの14章にも書いたのでぜひ読んでみてください。
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