会計ソフトfreeeと決済代行サービスStripeを使っているときの個人的なメモです。 少しややこしい話と、freee、Stripe特有の話がでます。
freeeとStripeの口座連携をすると、お客様からいただいた売上が入るたびにfreeeの明細(決済)を登録してしまいます。そのたびにfreeeで取引を登録するのは面倒ですし、決済手数料も別の明細として登録されます。
さらにBillingを使っている場合は毎日「Billing手数料」と「税金」の明細も登録されます。これはStripeで定期課金をする際に取られる手数料と、その消費税です。税込み処理方式を採用しているので、税金が別で登録されるのもまた面倒なところです。
- 日々の個別の売上を帳簿に乗せると取引が多すぎる
- 決済手数料が別の明細で登録される
- Billing手数料の消費税が、別の明細で登録される
困ったことに、freeeでは1つの取引に対して、複数の明細は登録できません。複数の明細をまとめて1つの入金に紐付けられません。 たとえば会社用に机を100個買ったとして、机一つひとつの購入を「取引」として帳簿付けするのは非現実的です。
Stripeの口座連携をやめてみる
freeeとStripeの口座連携をやめてみました。 freeeにはStripeから週単位で入金されるので、その明細を使います。この取引には売上、決済手数料やBilling手数料を登録し、入金ごとに関係するお金の動きがまとまるようにしました。
消費税の扱いをまとめると以下になります。
- 売上(課税売上10%)
- 決済手数料(非課税)
- Billingの手数料(課税仕入10%)
Stripeは財務レポート機能が優秀で、入金ごとの明細もキッチリと出してくれるので安心です。 上記のように分割して表示してくれるので、そのままfreeeの取引に登録できます。
終わりに
発生主義的にはすべての売上が起こった次点で勘案しないといけない気がしますが、それこそfreeeさん自体はどうしてるのでしょう。日々、数百、数万件の売上があるのをすべて会計ソフトに入力するのでしょうか。
もちろん、お客様からいただいた売上についてや各種手数料については、Stripeの財務レポートなどでいつでも確認できます。なので明細はある状態なのですが、それをどこまで会計ソフトに反映させるか、というレベルの話なのでしょうか。
執筆:Kiyohara Hiroki (@hirokiky) (Shodoで執筆されました)