Make組ブログ

Python、Webアプリや製品・サービス開発についてhirokikyが書きます。

ChromebookとWebサービスの10年後

これから若い人たちの間でChromebookが基礎知識になってくるとすると、10年後にはWeb経由で使えるアプリへのアドバンテージがより大きくなるのかなぁ、なんて思いました。

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日本はすでにITの教育が遅れていると言えますけど、これからChromebook(やタブレット)が教育に取り入れられるのは間違いないでしょう。そうすると10年後には、ライトなPCやタブレット環境に慣れた若い人たちが社会へ出てきます。

そのときに重要になるのは、やはりWebや、モダンな使い心地のアプリではないでしょうか。 仕事の環境でも、たとえばfreeeを使うというのがより当たり前になりそうです。今までは「Webサービスに移行しよう」なんて力が必要でしたが、これからは「なんでWebにないの?」という感覚から始まるでしょう。 freeeを使いたくない会計士の人は今もいらっしゃると思いますが、基礎教育としてChromebookに触れる機会が多ければ変わってくることと思います。

僕自身はChromebookを使いませんが応援したいですね。 打算的な理由ですが、Chromebookが普及すれば、僕も好きなWebの世界が伸びてくれるかもしれません。さらにWeb前提のアプリやモダンなUIに慣れていてくれれば、事業者側も新しい挑戦がしやすくなります。事業者側としてブレーキになるのは、新しいUIに慣れてくれるかやWebにもっていく心理的なハードル、Web上でオープンな仕事をすることへの抵抗感をどうなくすかということです。そのWebらしい使い勝手に慣れた人が社会人として増えてくれると、Webサービスの人間としてはかなり大きなアドバンテージです。

大事なのは変わっていくことと、変わっていけることです。 こうして変化の種が着実に蒔かれているというのは嬉しいものです。

執筆:Kiyohara Hiroki (@hirokiky)この記事はShodoで執筆されました