Make組ブログ

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Shodoのオープンベータ公開から3週間で300近いチームが作成されました。いただいた質問への回答や今後について

早いものでShodoのオープンベータ公開(2月2日火曜日)から3週間が経ちました。使ってみてくれた・今も使ってくれている皆さん、フィードバックのコメントや応援をくれた皆さん、ありがとうございます!

僕としてはもう半年くらい経ったような気分ですが、相対性理論のせいなのかまだ3週間しか経っていないようです。

この3週間で300個近いチームがShodoに作成されました。思った以上に反響をいただいて、嬉しいと同時にやる気がドッと高まっています。現状ですと1人か2人くらいの小規模なチームでご利用いただいている方がほとんどですので、300チームが作成されたと言うのはちょっと盛った言い方かもしれません(すいません!)。でも、すごいです。

ここで一旦、いただいた質問などにお答えしようかなと思います(個別には回答している内容です)。また、Shodoのシステムや不具合などについては修正してメール等でお答えしているので、ここではもう少し大きな話の回答をまとめようかなと思います。

Shodoって次は何がリリースされるの?

正直に言うと、これから正式リリースまでに華々しい大きな機能の追加はありません。

ただ、日々Shodoを利用していて嬉しい・便利な改善や機能追加をします

Shodoには使い心地の改善点がまだかなりあると感じていますので、今利用してくださっている方々が日々使いやすくなるような変更をします。他にもたとえば既存の機能の中で表示が増えたり、配信先や連携先が増えるようなリリースはしていきたいです。

内部的に大きな変更や、Shodoを利用する際のフローのようなものは見直していきたいので、目立たない大工事はあるかもしれません。

先日、Shodoに執筆の頑張りを見える化する表示を追加したところですが、この見える化についても好評であれば拡張していきたいなと思います。

いつ正式リリースされるの?

正直なところ、いつというのは分かりません

ですが「大きなリリース」はしない予定なので、1年はかからないという時間で考えています。 とにかく今、Shodoの当たり前のあり方に納得できるまではオープンベータとしてやります。

オープンベータってどれくらい信用していいの?何に使うのが良いの?

バックアップやデータの保護は行っておりますのでご安心ください

ですがたしかに保証するような体制はありませんので、社内の小さなプロジェクトからお試しいただくのが良いです。 一番オススメなのが社内でのブログやオウンドメディア用に原稿を執筆するときです。とくにはてなブログには連携機能がありますので、社内でコンテンツマーケティング用などにはてなブログを運用している場合はかなりオススメです。

大きな本の執筆については正直に言うと強くオススメしません。雑誌への寄稿文(1万字ほど)であればオススメできますが、本の版を重ねて書くようなものやB5で数百ページという著作にはオススメできません。理由としては全ページを横断した一括変換や見出しの抽出をしてツリー構造で表示する機能などに対応できていないからです。

この点については僕自身も欲しい機能なので、今後改善していければと思います。

正式版になると何が違うの?

動作保証やサポートブラウザ、データの保護・管理などに力を入れる予定です。現状でもセキュリティ保護やバックアップは行っておりますが、バックアップ期間の延長であったりクラウドの障害時にもなるべく稼働できるように整備します。また、Shodo内のデータをエクスポートできる機能など、中長期的にShodoを安心してお使いいただけるようにします。

またそれに伴って有料版の提供をする予定です。

有料版って出るの?どうなるの?いくらくらい?

有料版は想定しています。ですが無料での提供もしつつ、有料でも月額1000円からなど、かなり安価にします。もちろん初期費用はなしです。

どちらかというとShodoを使っていただきたいという思いが強いので、無料でもなるべくご利用いただけるようにしたいです。現状でも身銭を切っている状態ですが、Shodoを持続可能な範囲でお金をいただければなと思います。将来的には業界ごとに対応したAIを提供するなど、オプションを増やすことでお金をいただきつつも、最大限Shodoの良さや便利さに還元していきたいです。

AI校正が24時間使えるプランなど上位のプロプランも用意させてもらうかもしれません。というのも、AI校正用のサーバーを稼働させるために「そこそこ」お金がかかるので、値段が多少あがるのはご了承いただきたいです。

今現在ベータ版を利用していただいている方には、ご支援いただいたお返しとして有料プランの無料期間をご提供したいです。

自己資金だけで今はやっており、今後の資金繰りなども影響して正式に決まります(頑張ります!が、ちょっと相談とか誰かにしたいかも)。

おわりに

今後もShodoをよろしくお願いします。

かなり可能性を感じますし、実現したいことも山積みです。実際に自分が利用していてもかなり便利です。 もっともっと、執筆の世界を楽しくクリエイティブにできる場へとShodoを進化させていきます。

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この記事はShodo (https://shodo.ink) で執筆されました。